うつ病で休職中の住宅ローン支払いで絶体絶命に…
私の場合は３８歳でうつ病を発症し、務めていた病院を休職しました。
病院の事務部で働いていたので、うつ病に理解があり休職させてもらえたので、治療に専念し復帰することは不安はありませんでした。が…休職中は傷病手当金しかもらえないので、住宅ローンと車のローンが重くのしかかってきました。
もしうつ病がよくならずに復帰できなかったら、傷病手当金は１年半しか出ませんし、病院も人手が足りない状態なので、自分の代わりをすでに雇っています。元同僚で私と同じようにうつ病で休職後復帰した人がいましたが、もとの役職に復帰できず、給料が下がったことから辞めていきました…。
自分もそうなるのではと思うと、ますます気分が落ち込むし、うつ病に対して前向きになれない日々が続くものですし、父親がそんな感じだと、励ましてくれていた嫁さんも、パートを頑張ってくれてるんですが次第にギクシャクしだして、（ああ…このまま離婚なのかな）と漠然と考えるまでになりました。
こんな弱い俺なんかと家族でいるより、別れて出直す方が嫁さんも子供にもいいのかな、とそんなネガティブなことしか考えなくなるんですよね。それほど、とにかくあの時は毎日お金の心配ばかりしていて、家族は崩壊寸前だったと思います。
これではいけないと思い、まずは毎月の支払いを少しでも少なくしてお金の心配をなくそうと考えました。まずは主に通勤に使っていた愛車のオデッセイ、これは今となっては分不相応なので、売って車のローンを無くしました。
ネットで車の査定を申し込むと、思ったより高く売れることがわかったので、ローンを相殺することができたんで良かったです。
車のローンが毎月４万円だったので、この支払いが無くなったのが本当に大きかったですね。車を売ることで、「また復帰して頑張って働いて、欲しい車に乗れるようになりたい。」という意欲も少し湧き、久しぶりに前向きになれたのを覚えています。
次に住宅ローンですが、これは思い切って銀行に直接相談に行きました。支店長さんと話をした結果、とりあえずローンの支払期間を半年延長する代わりに、半年は利息のみの支払いにしてもらえました。
そして復職状況について銀行が定期的に確認をするとのことで、これは無理を聞いてもらったので仕方がないですよね…。ただ、半年で復帰できるのか、支店長には頑張ります！と伝えましたが、本当は自信がなかったんです。
その頃は、車のローンがなくなって毎月の支払いが少し楽になっていたこともあり、嫁さんとも前向きな話ができるようになってました。嫁さんが「一度今住んでいる家を売りに出して、不便でも田舎の中古物件に引っ越してもいい」と提案してくれました。
調べてみると、通勤時間が３０分ほど長くなるけど、山の方に８００万円前後の広い土地付き中古物件が数件あったんです。それで、もし今の家を売却した場合、ローンをなくすことができるのか知りたくなりました。
そんな時に、車を売却した時の事を思い出し、ネットの不動産査定で調べてもらおうと思い、申し込んでみたんですね。
これです↓
申し込んでみると、この辺りは数年で急速に開発が進んで商業施設が建った影響もあり、おもったよりも高く売却できそうな事がわかりました！残債が1680万円でしたが、全て支払ってまで100万円余るほどです。
これなら、貯金で800万円程度の中古物件が購入することができるので、ローンがまったくない生活ができるとわかりました。この時に、急に重荷が全て降りたような感覚になり、うつ病もかなり快方へ向かった時期でした。
そして今、少し田舎で昔ながらの建物ですけど、広い庭のある一戸建てに住んでいます。
１ヶ月前から復職もし、結局、違う部署に復帰となったので役職が無くなり給料は減りましたが、職場が楽な部署に配属してくれて気分的に助かっています。
今は庭に家庭菜園を作り、田舎生活を満喫しているし、嫁さんも自分もローンがない生活で満足しています。４０歳を前にしてうつ病で休職になった時はどうなるかと思いましたが、ローンという重荷を一度降ろしてみるのは、かなり心が楽になりました。
個人で考え方が違うとは思いますが、もしうつ病で休職し、ローンの返済が不安な場合は、車のローンでも住宅ローンでも、一度無くす方向で家族で話し合うのもいいかもしれません。その時は、私のように無料で査定してもらうサイトを利用すると参考になります。
もしかするとローンを返済して引っ越しできる価格がつくかもしれませんので、よかったら確認してみてくださいね。
以上、最後まで読んでいただきありがとうございました。
あなたの生活が良い方向へ向かうことをお祈りしています。
